道場に行くと若返るぜ!

「久しぶりの試合なのでなんだか緊張してきますね!」
僕の隣にいた、格闘技の先輩に話かけた。
今日は日大柔道部と柔術の交流会だ。
交流会の一環として学生と柔術軍団の試合がある。
僕は確か17試合目だったかと思う。
僕の出番が回ってくるまで柔術側は若い学生のフィジカルの強さに圧倒されていた。
それもそのはずだ。
柔術側は学生と違って仕事や家庭のある30代以上の方が多い。
それでも柔道の名門の学生と試合をするという気持ちがはっきり言って凄い!
しかも試合のルールは柔術側に不利な七帝ルール。
七帝ルールと言うのは戦前に行われていた寝技主体の柔道のルール。
現在行われている柔道のルールと違い、寝技に待てがない。
ポイントは投げ技、寝技の一本と技ありのみだ。
寝技で相手を持ち上げて畳から体が上がってしまうと待てがかかってしまう。
その点は柔術側に不利だ。寝技で攻めているのに持ち上げられてしまうと待てがかかり立ち技になってしまう。

「相手はあの青い道着の学生ですかね?! なんか力があって強そうですね!」
僕はまた、先輩に話かけた。
ついに僕の試合の番が回ってきた!
何年ぶりだろう柔道の試合って?
僕は柔道整復師の資格を持っているのでその専門学校で柔道の試合に出ていたから4,5年ぶりか。
でも現役の名門柔道部員との試合は大学以来!
大学四年時に体重別個人戦の東京都予選の一回戦で日大生と戦って以来の日大戦。
16年ぶりにまた、日大生と戦ってるって不思議だ。
そう16年前は僕が「効果」(今の柔道ではないポイント)で日大生に勝っている。

今日は勝てるかな?
そんなことを思いながら試合会場の前で礼をして試合開始線まで向かった。
目の前には青い道着を着た学生がいる。明らかに強そうだ。
作戦は相手に投げられないように巴投げで引き込んで関節技で極める!だ。

左、右と足を線の前に出した。
その瞬間に審判が「はじめっ!」と声をかけた。
僕は相手の左側に回りながら、左ジャブを出すように相手の襟を取りに行く。
相手の圧力が凄くて少し下がってしまったが相手の襟と袖が掴めたので
自分から巴投げをかけるようにして下に引き込んだ。
相手が僕のズボンを持って攻撃を仕掛けて来た。僕は体ごと引きずられてしまった。
やっぱり学生のフィジカルは凄かった。
僕の上になった相手は力に任せて抑え込んでこようとするその攻撃をエビや相手を押しながら防ぎ、なんとか相手の背中を取った。
背中を取って関節や絞め技を狙おうとするが相手の僕の腕をとる力が強すぎて、上手く技に入れない。なんとか腕十字の態勢に入ろうとしたところで立たれてしまい、待てがかかってしまった。
まあ、あとは映像にあるように引き分け。

16年ぶりの日大生との試合は引き分け!
37歳にしては頑張ったでしょう。
この試合のあとは学生と寝技乱取の稽古。

立ち技だと学生の若い力に負けてしまうが、やっぱり寝技だと学生と互角に、あるいは互角以上に戦える!
だから寝技って面白いんだよね。
柔術って寝技の技術が細かいから、頭で考えて、技をしっかり覚えれば
力の強い相手を翻弄できたりする。
だから、「俺って若くないし」って思っている方も何歳から初めても楽しめるし
強くなれる!
(皆さんブラジリアン柔術をはじめましょう! 笑)

学生と稽古をすると自分が学生だった時を思い出すので、まるで自分が学生時代に戻った気がしてしまう。

次回も機会があれな是非参加させて頂きたいと思った日大との交流会でした!

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)